舞姫message一覧

舞姫Message(13) <新年のご挨拶>

新年 明けましておめでとうございます。
今年は、丙申歳(ひのえさるとし)猿は古くから信仰や芸能の担い手として
また数々の伝説や民話の主人公として身近な動物として親しまれてきました。
また「魔が去る」に通じることから縁起の良い動物といわれています。
申歳生まれの人は、「利発な素質を持ち」「発想が豊か」で「進取の精神に富む」とのことです。また「人を引き付ける話術の持ち主」で「仲間や組織を作る能力がある」とも言われています。
申歳の人は、今年は大いに飛躍する年になるのではないでしょうか。有名人では、小堺一機、桑田佳佑、大地真央がいます。サル・サルと言われた豊臣秀吉も申歳とのことですが、平成28年は、活気に溢れ、大きく羽ばたく、夢ある良き歳にしたいものです。

信州諏訪は、今年、7年に一度の天下の大祭「御柱祭」で大いに盛り上がります。
上社は4月2日から、下社は、4月8日から「山だし」が行われ、「里曳き」は、上社は5月3日から、下社は5月14日から、この間、町全体が祭一色に染まります。
是非諏訪に来られ、豪快な御柱祭で神に触れ、温泉に入り、美味しいお酒を楽しんで頂ければと思います。

当蔵は、新舞姫になって2度目の新年を迎えました。
昨年は、麻績村、山形村、八王子で美山錦の契約栽培を行いましたが、今年は更に拡大し顔の見える米造り、酒造りに取り組んで参ります。

本年もご愛飲賜ります様お願い申し上げますとともに、皆々様のご健勝とご多幸を祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。

<1月29日(金)銘酒を愛でる会に舞姫が参加します>
渋谷区円山町の酒処、食処 まるや様にて「銘酒を愛でる会」が開催されます。
何と66回目を迎えるとのこと。舞姫は9回目に一度参加していますが10年ぶりに
声をかけて頂きました。日本酒愛好家、また美食家ばかりとのことで色々ご指導頂ける
ことを今から楽しみにしています。

平成28年1月1日 元旦

以上

舞姫message(12) <アベノミクスに期待・日本酒にも薄日が>

<アベノミクスに期待・日本酒にも薄日が>
株価が上がり、大手企業はベースアップも、ボーナスも昨年を上回る、アベノミクス効果と言われています。
反面GNP(国民総生産)は予想を下回り、中小企業にまで波及せず、地方に住む身には、景気の良さはまだ感じられないというのが実感ではないでしょうか。
先日、東京でタクシーに乗った時「東京の景気は少しは良くなりましたか」と聞きましたら「とんでもない。人の動きは悪いし、夜の人の引けも早い。全く景気の良さは感じない」とのことでした。外国人旅行客は、過去最高を記録し東京のホテルも満員、ビジネスホテルまで外人客が溢れ、百貨店も高級品が売れて経営状況は、改善していると報道されています。
確かに某百貨店の物産展でも13,000円のステーキ弁当が即完売、雑貨でも1,080円の「醤油さしが売れ、3,800円のブックカバーが売れているとのこと。これは「時にはいいものを」「長く使えるいいものなら高くてもいい」「チョット贅沢なものを」という価値に見合ったものなら金を使うということのようです。アベノミクス効果というよりも、消費が変ってきた、生活の知恵、自己防衛、自分満足なのかもしれません。
日本酒業界も、流れは大きく変わって来たように感じます。
舞姫ギャラリーに見えるお客様も「女性が多くなってきた」「日本酒のことを知っている方が増えた」「若い人が多くなった」「雄町や純米吟醸・大吟醸が注目されている」等々、昔は中高年の方が多かったのですが、今は、霧ヶ峰高原や諏訪の温泉に来られる方が「諏訪の各蔵を回る」人が多くなり、酔うためだけの酒ではなく「楽しむ酒」「自分の為の酒」を探していると感じます。
12月:日本酒の蔵元が一番輝く時。
特に「寒仕込み蔵」はこの時期が勝負です。杜氏、蔵人が精魂、全霊込めて酒造りに励んでいます。
今期は10月中旬から酒造りが始まりましたが、毎年12月に発売する「しぼりたて」「活性にごり酒」に加え今年は、初めて岡山産雄町の「純米大吟醸しぼりたて無濾過生原酒」を限定発売致します。
また麻績町と山形村で契約栽培された「はぜ掛けまい」美山錦 しぼりたて純米吟醸扇ラベルも発売致します。(12月発売商品は新着情報にて紹介致します)
若杜氏磯崎邦宏と20年以上の経験をもつ舞姫蔵人、五味一彦と篠原佐斗次の丹精込めた新酒にご期待下さい。

<11月25日「NHKためしてガッテン」で「酒かすパワー大全開」が放映されました>
インターネットでは酒粕の効用として便秘改善、がん予防、美肌効果が紹介されていますが、11月25日「ためしてガッテン」で、酒粕の効用として調理に使うことにより更に栄養価が高く、美味しくなる家庭で作る「かす漬」が紹介されました。また「ガッテン流かす床」も紹介されています。
当蔵の新粕は、12月より販売されます。本年は、純米吟醸、純米大吟醸が長野県産美山錦、岡山県産雄町、兵庫県産山田錦(3月発売)とそれぞれ個性の違う酒粕を発売致します。
味の違いもお楽しみ頂けたら幸いです。

舞姫message(11) <10月15日27酒造年度の酒造りが始まりました>

<10月15日27酒造年度の酒造りが始まりました>
当蔵では酒造好適米の山田錦、雄町、美山錦にこだわり、ふくよかな旨みのある日本酒造りに取り組んでいます。
本年の山田錦は兵庫県産を、雄町は岡山県産を、美山錦は長野県産を予定通りに手配することができました。また長野県は麻績村と山形村で、八王子では高月地区の契約農家の方にお願いした酒造米も予定通りに収穫することができました。
特に八王子では田植えから刈取までのイベントを行い、その模様はヤフーニュースにも紹介され、小さな町興しにもなり来年も更に盛り上げていきたいと思っています。
当然のことながら、可能な限り「手造り」を行い、「お酒に心を込める」そんな舞姫・翠露醸造に取り組んで参ります。
また、入手困難といわれる岡山県産雄町が入手できましたので雄町を使用した商品として今までの翠露純米大吟醸磨き49に加え、冬季限定「翠露純米大吟醸磨き49しぼりたて無濾過生原酒」と通年商品「翠露・雄町純米吟醸 壱度火入れ」を発売致します。是非ご期待頂ければと思います。

<舞姫でテレビのロケが行われました>
10月30日、CS放送番組「あなたといく酒と温泉二人旅」のロケで舞姫に取材がありました。
女優濱田のり子さんが各地の温泉をまわり美味しい料理、その地の地酒を楽しむという番組です。まだ仕込みが始まったばかりのため、酒造りの見せ場である櫂入れは見て貰えませんでしたが、 添え仕込み、麹室での会話が収録されました。その後はショップで山田錦純米大吟醸を試飲。
磯崎杜氏がお相手をさせて頂きました。
12月下旬以降に放映予定とのことですので、決まり次第ご紹介させて頂きます。

<舞姫が参加する11月のイベント>
➀11月3日(祝日)松本駅前の飲食店22店が参加する「城下町酒の宴2015」が開催されます。
―以下イベントブログより―
「今回は松本駅前の飲食店と信州の人気酒蔵22店が最強タッグを組みました。
おいしい料理と、うまい日本酒の組み合わせをお楽しみください。」
イベントの流れをご説明します。
まず前売り券1000円 当日券1200円のパスポートを購入してください。
このパスポートは当日飲食店の料理と蔵元の酒が特別価格でご飲食できる

最強パスポートです。当日の開催時間は11時から。
日本酒の種類は各蔵3種類。なんと300円均一のほぼ原価価格で提供。
おっと日本酒だけではありません。飲食店さんはこの日のために、
300円を中心に600円900円など、
これまた当日限定の特別メニューをご用意。<以下略>
詳しくは「城下町酒の宴」ホームページをご覧ください。

➁11月22日上諏訪駅で「駅ナカ赤ちょうちん」が開催されます。
上諏訪駅に諏訪9蔵の日本酒が一堂に会し試飲ができます。
当日は、JR中央本線「青柳~岡谷駅間」開業110周年記念イベント開催期間中で
中央本線(青柳~岡谷駅間)開業110周年記念入場券(硬券)を発売しています。
鉄道ファンそして日本酒ファンよ 集まれ!

以上

舞姫message(10) <諏訪では10月を神在月ともいいます>

<諏訪では10月を神在月ともいいます>
10月は「神無月(かんなつき)」と言われますが、日本国語大辞典では有力な説として、神無月の「無」の「な」が「の」にあたる連体助詞なので「神な月」でなく「神の月」であるとしています。またその語源説として、11説を列挙していますが7番目に「新穀で酒を醸すことから、カミナヅキ(醸成月)の義」としています。(11説についてはウイキぺディア参照)
また有名な説として、神無月の語源は「出雲大社に全国の神が集まって一年の事を話し合うため、出雲以外には神がいなくなるからだ」と言われていますが、これは中世以降の後付けで、出雲大社の御師が全国に広めた語源俗解のようです。「かみな月」の意味がわからなくなり、神様がいないんだろう、とこんな字をあてたのではないかという説もあります。 伝承によれば、かつて諏訪大社の祭神であった「諏訪明神」が、あまりにも大きな体であったため、それに驚いた出雲に集まった神々が、気遣って「諏訪明神に限っては、出雲にわざわざ出向かずとも良い」ということになり、神無月にも諏訪大社には神が有ることから「神在月」とされているとも伝わります
神が降臨する諏訪の地で10月3日(土)13時から諏訪5蔵の「呑みあるき」が開催されます。神と共に楽しいひと時を過ごして下さい。 既に前売券は完売とのことで、当日券が800枚あるのみ、ますます盛況な「諏訪5蔵呑みあるき」 蔵人一同心よりお待ち致しております。
<契約農家様と美山錦の稲刈りが無事終了しました(ブログで紹介)>
9月5日(土)は麻績村で、9月16日(水)は山形村で、9月19日(土)は八王子で稲刈りを行いました。
八王子では、25名の方が稲刈りイベントに参加、晴天のもと楽しい一日になったとのことです。
芯白の大きいいい米が出来ました。いよいよ10月中旬から仕込みが始まります。
<松本・ひやおろしの会開催(ブログで紹介)>
9月15日(火)ホテルブエナベスタ松本で、「ひやおろしを楽しむ会」が開催されました。松本の蔵元を中心に14蔵が参加しましたが、諏訪からは舞姫他真澄様、横笛様が参加、大いに賑わいました。来場者は139名、会費は5,000円でしたが、満員でお断りする状況だったとのこと。1月には新酒を楽しむ会が開催されます。
<銀座ナガノにて諏訪9蔵試飲会開催(ブログで紹介)>
9月18日(金)19日(土)銀座ナガノで諏訪9蔵試飲会が開催されました。
銀座ナガノは、昨年11月に長野の物産を販売する地域振興のための物産館ですが、毎日いろいろなイベントを開催しています。今回初めて諏訪9蔵が一堂に会し、試飲販売会を開催しました。日本酒ファンの方が、いろいろと試飲され、お気に入りの一本を購入していかれましたが、やはり今が旬の「ひやおろし」「秋上がり」が人気のようでした。19日(土)17時半からは真田(銀座ながの4F)の料理で「酒の会」が開催され、諏訪のお酒を十分に楽しんで頂きました。
<秋葉原にて萌え酒サミット開催(ブログで紹介)>
9月27日(日)秋葉原・萌え酒サミットが開催され舞姫が初参加。日本酒、ワイン他23ブースが出展、大変な賑わいになりました。舞姫ではこの日に合わせ「信州舞姫・美山錦純米まいこラベル」を新発売。若い人や女性にも日本酒に興味をもってもらおうと、旨みのあるやさしい味わいの飲みやすい純米酒に仕上げました。
「まいこ」は舞姫の杜氏を目指し、目下修行中の蔵人です。10月3日(土)の「呑みあるき」には皆様に舞姫をサーブさせて頂きますので、是非励ましの声をお掛け下さい。

*舞姫が参加する10月のイベントの一部
①10月14日(水)燗酒コンテスト2015金賞酒お披露目会
(コートヤ―ド・マリオット銀座東武ホテル)
②10月15日(木)長野の酒メッセ(長野メトロポリタンホテル)
③10月22日(木)八王子の伝統芸能と日本酒の夕べ
(秋の部)(サザンスカイタワー八王子)
④10月27日(火)日本外国人特派員協会 諏訪4蔵・試飲販売会
(有楽町・電気ビル北館20階)

以上

舞姫message(9) <舞姫がスローフードジャパン燗酒コンテストで金賞を受賞しました>

<舞姫がスローフードジャパン燗酒コンテストで金賞を受賞しました>
酒文化研究所主催のスローフードジャパン燗酒コンテストの審査会が開催され、舞姫から出品致しました「信州舞姫 純米吟醸 扇ラベル」が「ぬる燗部門」で、「からくち芳醇静」が「熱燗部門」で金賞に認定されました。
全国の223蔵から633点が出品され181点が入賞、平均入賞率は約28.6%とのことです。
これも偏にご愛飲者の皆様のご支援の賜物であり、心から御礼申し上げます。
蔵人達も、これを励みに更なる努力をして参る所存です。

<勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし>
この言葉は野村監督(楽天監督時代)の名言として知られていますが、松浦静山(江戸時代後期)の剣術書『常静子剣談』からの引用でした。「試合に勝つためには、負ける要素が何だったか、どうしたらその要素を消せるかを考えて行く必要がある。また、もし勝ち試合であっても、その中には負けに繋がることを犯している可能性があり、その場合はたとえ試合に勝ったからと言って、その犯したことを看過してはならない。」とされます。
これを野球にすれば、「勝つことは、たまたまの運、ラッキーで勝つこともあるが、負けるにはそれだけの理由がある。エラーであったり、暴投であったり、ボールを振ったり、負けて当然ということで、その負けの理由をしっかり修正、解決しての勝ちでなければならない」と野村監督は言います。
これを酒類業界にすると、日本酒業界は、数十年負け組が続いています。(一部のヒット商品はありますが)出荷量は、最高時の3分の1にまで減少してしまいました。「味に特徴がない」「表示が解りにくい」「おじさんの酒のようでイメージが悪い」等々負けた理由はいろいろあると思いますが、ようやく日本酒業界にも薄日がさしてきたようです。
いろいろなイベントに出展しますと、確実に「若い人」や「女性」の参加が増え、日本酒は美味しいと言ってくれます。また今年の夏は、多くの蔵が「新しい味わい」を提案した「夏酒」が人気となりました。当蔵におきましても「翠露・山田錦 夏純吟」を新発売しましたが、8月上旬で完売になるほどの人気でした。負けの原因の追究が「夏酒」の酒質を上げ、評価を上げたのではないでしょうか。

<これから発売される秋の日本酒が「ひやおろし・秋あがり」です>
「ひやおろし」とは寒仕込みした日本酒が夏を超え、程よく熟成した頃、冷たい風が吹き始める秋に出荷される日本酒のことをいいます。
この数年、毎年二桁増となっており、今年も「旨み」のある「ふくよかな味わい」の「ひやおろし」がもうすぐ多くのお店の店頭に並ぶことでしょう。
当蔵では、「ひやおろし」用に仕込んだ美山錦100%の純米吟醸酒を、0度~10度で約8か月間貯蔵しておりましたが、「夏純吟」とは一味違う「秋純吟」になりました。
秋の夜長を、月を愛で、紅葉を楽しみながら、「ひやおろし・秋あがり」で「至福のひと時」を味わって頂けたらと思います。長野県蔵元の解禁日は9月9日(水)です。

以上

舞姫message(8) <舞姫が8月9月に参加するイベントの一部>

【舞姫が8月9月に参加するイベントの一部】
舞姫Message7で紹介致しました石神井の日本料理・海音様での「海音の料理と舞姫を楽しむ会」は、大盛況であっという間の3時間でした。舞姫、翠 露、梅酒、高尾の天狗等計8種類を料理と合わせて飲んで頂きました。30名の参加で、半数は日本酒が良く似合う女性の方達、拙い説明を聞いて頂き、本当に 有難うございました。最後には「どの酒も美味しかった。また来年もお願いします」と蔵元にとって、本当に有難い励ましを頂きました。感謝、感謝です。
これからも多くのイベントに参加しますので紹介させて頂きます。
(1) 8月7日(金)~9日(日)八王子祭り
(於:海鮮居酒屋・小樽横丁様の店頭で祝い酒の販売)
(2) 8月9日(日)大長野/酒まつり 2015 in四ッ谷(四ッ谷の飲食店様約30店での飲み歩き)
(3) 8月15日(土)16日(日)  ららぽーと富士見・ヤオコー様にて試飲会
(4) 8月21日(金)日本酒類販売様首都圏展示会
(於:ホテルニューオータニ)(酒販業者のみ)
(5) 9月8日(火)大星岡村様「銘酒フォーラム 2015」
(於:有楽町交通会館)(酒販業者のみ)
(6) 9月15日(火)松本酒造協会主催「ひやおろしを楽しむ会」(於:ホテルブエナビスタ)
(7) 9月18日(金)19日(土)諏訪酒造組合9蔵試飲会(於:銀座NAGANO)
(8) 9月27日(日)萌酒サミット  (於:ベルサール秋葉原)
*詳細については蔵元までお問い合わせください

【お酒は悪者ではありません・日本酒の効用ご存知ですか】
急性アルコール中毒で死亡した埼玉県北本市の東大教養学部学生の両親が、7月22日、飲み会に参加したメンバーのうち 21人に、計1億6900万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしました。平成24年、東大テニスサークルの飲み会で儀式と称し、アルコール度数 25%の焼酎約1リットルを「一気飲み」させ、意識が無いのに放置して帰ったということです。いまだに「一気飲み」があること、「お酒をゲームに使ってい る」こと、残念でなりません。「お酒は楽しく、適量を飲むこと」が基本です。
特に日本酒は「百薬の長」といわれ多くの美容効果、健康効果があるといわれています。
主たる効用を紹介します。(1)糖尿病を予防する(2)がんを予防・抑制及び抵抗力をつける
(3)脳血管障害を予防する(4)高血圧を予防する(5)健忘症を予防する(5)肝臓病を予防する
(6)アトピー性皮膚炎を予防する(7)ストレスを軽減する(8)老化を抑制する(9)保温・保湿・美白効果、あれ肌の予防効果がある(10)肥満を防止する 等々 エッ本当?というような効果が期待されます。飲み過ぎは逆効果。
適量をお忘れなく
「日本酒造組合中央会の資料から」

以上

舞姫message(7) 【八王子と松本で酒造好適米の田植えを行いました】

【八王子と松本で酒造好適米の田植えを行いました】
6月6日(土)晴天の元、八王子高月地区で契約農家の方と、イベントに参加された方、総勢15名で田植えが行われました。昨年に続いて2回目になります。
昨年収穫したお米は「純米吟醸・高尾の天狗」になり「地域おこしのお酒」「開運祈願のお酒」として4月末から発売しましたが、マスコミにも取り上げて頂き、2200本は直ぐに完売になってしまいました。今でもどこで買えるのかという問い合わせを頂いております。
今年は倍以上の作付をお願いしており、720ML瓶だけでなく300ML瓶、1.8L瓶も加えたいと考えています。参加された皆様、ありがとうございました。

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長野県の酒造好適米といえば「美山錦」、その「美山錦」を「地元の農家の方に造って貰えないか」と色々な伝手を頼り、お願いしておりました。
運が良いことに、松本の農家の方との出会いがあり、今年は4反の作付をして頂くことができました。造り手の顔が見えるお米でより地域密着した純米吟醸酒を造りたいと思っています。
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【15年貯蔵・純米古酒で梅酒を仕込みました】
酒蔵日誌にも紹介していますが、最高級の南高梅と15年以上貯蔵した純米酒を使用した梅酒を仕込みました。当蔵には0℃以下になる冷蔵庫が3か所あり、その中には10年以上の古酒(1.8L瓶)が眠りについています。(熟成具合をみながら、貯蔵温度を調整します)
その中から15年以上の純米酒だけを選び仕込んだ梅酒。どのような味に成長してくれるか今から楽しみです。
来年6月からの発売を予定しています。

【石神井・割烹海音(かいね)様にて「海音の料理と舞姫を楽しむ会」開催】
石神井公園駅南口の割烹・海音様では年に数回「日本酒を楽しむ会」が開催されています。
7月9日(木)の「楽しむ会」には、舞姫を選んで頂きました。
この機会を頂けたのは熱烈な「翠露ファン」の方が居られ、ホームページにアクセスして頂いたことが始まりです。日本酒の苦戦は続いていますが、「一生懸命いい酒を造っていれば色々な方が応援してくれる」と感じました。
当日は、鑑評会入賞酒である「山田錦・純米大吟醸」を始め、8種類のお酒を楽しんで頂きます。(既に予定の30名に達したとのことです)
このような機会があれば、今後も積極的に参加して参りますので、是非お声をお掛けください。

以上

舞姫message(6) <平成26酒造年度全国新酒鑑評会で入賞しました>

1.平成26酒造年度全国新酒鑑評会で入賞しました
5月20日嬉しい知らせが届きました。
ここ数年、全国新酒鑑評会には出品しておりませんでしたが、これからは積極的にいろいろなコンテストに挑戦しようと決め、酒造りを行ってきました。
36歳の磯崎杜氏、初の挑戦です。
金賞は無理でも何とか「入賞」だけでもと祈る思いで発表を待っていましたが、見事「入賞」、長野の蔵は28蔵が入賞 内12蔵が金賞という結果でした。
多くの蔵は「大吟醸」を出品していますが舞姫は「純米大吟醸」を出品しています。
言い訳になってしまうかもしれませんが、「純米」は金賞が取りにくいとも言われていますので、蔵人には「来年の目標ができたと思い、秋に行われる「関信越鑑評会」にも挑戦しよう」と話しています。

2.インターナショナルワインチャレンジ2014酒部門で「大会推奨酒」に認定
「吟醸酒、大吟醸酒の部」に本年初めて、出品致しました。
残念ながら、メダルは獲得できませんでしたが「大会推奨酒」に認定されたことは蔵人の自信に繋がります。
長野県からは「銀賞が4蔵」「銅賞が5蔵」「大会推奨酒は当蔵のほか4蔵」が受賞を致しました。来年度こそはメダルをとるべく更なる努力を致すことをお約束させて頂きます。

3.2015長野の酒メッセin東京・盛況に開催されました
5月13日(水)長野の蔵元が参加する最大のイベント「2015長野の酒メッセin東京」がプリンスホテル高輪で開催されました。県内57蔵が参加、14時から酒類関係者、17時からは一般のお客様の参加となり昨年1800名の参加でしたが、今回は2000名を超え会場は超満員、歩くのも大変な状況です。ミス長野の参加で途中数回一斉に乾杯をやったり「着物」や「ゆかた」での来場者もおられ、大いに盛り上がりました。
舞姫は、久しぶりの参加ですが多くの「舞姫・翠露」ファンの方に会うことができました。石橋コンサルタントの石橋所長からは「銘酒を愛でる会」に誘われたり、㈱しょくスポーツのこばた代表、新ハイキング社「山と地酒の旅担当」の山本さんからは「応援するよ」と嬉しい励ましを頂きました。 日本酒業界は最高時の3分1まで消費が減っていますが、特定名称酒(純米、吟醸、大吟醸等)は上昇基調にあります。「酔う為の酒」ではなく、「楽しい食事」「楽しい会話」の為のお酒造りに更に挑戦しなければと感じた一日でした。

以上

舞姫message(5) 【日本の酒メッセに出展しました】

【日本の酒メッセに出展しました】
4月24日山の上ホテルで開催された「日本の酒メッセ」(主催:流通情報企画)に出展しました。
38蔵の参加でしたが、超有名ブランドの参加もあり、毎回入場券は当日券が無いくらいの人気の「酒の展示試飲会」です。(酒類業界・飲食業界・報道関係者のみの試飲会)
「夏の酒」を加え5銘柄に絞るようにとのことでしたので(1)翠露・雄町純米大吟醸磨き49 (2)翠露・吟醸美山錦超辛口 (3)信州舞姫 純米吟醸・扇ラベ ル (4)翠露・山田錦夏純吟 (5)あんず酒を出展しました。来場者はその道のプロが多く緊張しましたが、いろいろなご意見を頂くことができました。「雄町純米大吟醸磨き49」に対しては過分な評価を頂き「翠露の美山錦は無いの?」という声も頂きました。
いろいろな酒のイベントに参加して思うこと。「多くの日本酒のファンがいるのに、何故毎年減少するのだろう」どこか、歯車がかみ合ってないのかもしれません。
*5月13日(水)グランドプリンスホテル高輪で「長野酒メッセ」が開催されます。皆様のお越しをお待ちしています。
(業界関係者は午後2時から、一般来場者は午後5時から閉会は午後8時です)

【一杯がこころを抱いてくれる】
4月1日、新聞紙上に新入社員に贈る伊集院静氏の言葉が載りました。
サントリーのCMですが毎年「何が書かれるだろう」と楽しみにしています。
今年は「挑め。失敗しても起き上がり、また挑め」でした。新入社員だけでなく、今働いている人にも応援の言葉になります。多くの方が読まれたかもしれませんが、紹介させて頂きます。
<新社会人おめでとう。今日君はどんな職場に立ったのだろうか。 どんな仕事であれ、そこが君の出発点だ。 すぐに目を瞠(みは)るような仕事をしなくていい。 本物の仕事はそんな簡単なものではない。すぐに役立つものはすぐに役に立たなくなる。 それでも今、君たちに社会の皆が大いなる期待をしている。 どうしてだかわかるか。 それは新しい人でなければ新しい道は開けないんだ。 そのことは、私たちの歩んできた道を振り返ればわかる。 百の新しい道には百の歩み方があった。しかし共通していた点がひとつある 新しい人が、毅然と、困難なものへ挑んだことだ。 何度も失敗を繰り返したんだ。 でもあきらめなかった。挑め。失敗しても起き上がり、また挑め。 失敗をおそれるな。 笑われても、謗(そし)られても挑め。 困難に立ち向かう人間の生き方の中には真理がある。 己だけのために生きるな。 仕事は誰かのためにやるものなのだ。 それが仕事の品性だ。生きる品格だ。 疲れたら、夕暮れ、一杯の酒を飲めばいい。 酒は、打ち砕かれたこころをやさしく抱いてくれるものだ。>
ーそんな酒を一生懸命造りたいと思いますー

以上

舞姫message(4) 【「上諏訪街道春の呑みあるき」今春も大盛況】

【「上諏訪街道春の呑みあるき」今春も大盛況】
3月28日(土)「春の呑みあるき」が、快晴のもと開催されました。
毎回、チケット発売で混雑がおきていましたので、今回は、初めてイーネットで前売り券を発売致しましたが、予定した2000枚は、3月上旬に完売するほどの人気で、多くの日本酒ファンの期待の大きさが感じられます。(当日券1000枚も完売で追加したとのこと)
13時のスタート前から、各蔵元の前は大変な行列となりましたが、皆さまマナー良くお待ちになっておられ、「いらっしゃいませ」の声で歓声とともに開場。
当蔵では①翠露・美山純米大吟磨き49②翠露・雄町純吟③信州舞姫・扇ラベル純吟④信州舞姫・特純辛口⑤梅酒・杏酒を、振る舞い酒でお出し致しました。若い人、女性、ご夫婦が多く見えられ、最後まで行列が途切れることはありませんでした。
総来場者は3500人とのことですが、この開催に至るまでに、諏訪市、警察署、観光協会、旅館組合、飲食店、長野日報様他多くの方の協力があっての開催です。5蔵や実行委員会で何度も会議を行い、いかにして安全に、お客様に喜んでもらえるかを検討して参りました。心配していた救急車の出動もなく、18時惜しまれるように閉会。終わりには、「秋を楽しみしているよ」との声をかけて頂き、感謝、感激の瞬間でした。その後近隣の飲食店様に多くの方が繰り出したとの事で、諏訪の活気にも繋がったようです。

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*424日 山の上ホテル(御茶ノ水)で「日本の酒メッセ」が開催されます。当蔵も初めて出展致します。翠露・山田錦磨き39、雄町純米大吟醸磨き49も出品予定ですのでご来場をお待ちしております。

【新潟酒の陣 盛況 過去最高の12万人が来場】
2月14日(土)15日(日) 新潟朱鷺メッセで開催された「新潟淡麗にいがた酒の陣」に行って参りました。
県内86の酒蔵が出展、約500種類の銘酒が楽しめるという「日本最大のイベント」と言えます。今年で11回目を迎えるという酒の陣は、昨年の来場者数は2日間で9万9825人。今年は、10万人を超えるのではと言われていましたが、前年より2万人の増加となりました。一方、一時は入場待ちの長蛇の列ができ待ち時間は最大2時間、人気のブースは身動きが取れないほどとなり、歩くことさえ困難な状況でした。
特に今年は、北陸新幹線の開業日と重なり、石川県から北陸新幹線と特急「しらゆき」を乗り継いで訪れたというケースも多かったようです。訪れた人からは入場制限や開催日の延長等の声も上がったとのこと。
会場は、20代30代の若い人達や女性が多く、所謂おじさん、呑兵衛は少ないと感じました。北海道、九州からも毎年来ているという人もおり、これだけの賑わいが「如何にしたら清酒市場の拡大に繋がるのかと」思いますが、「確実に清酒ファンは増えている」と感じる「酒の陣」でした。

以上