舞姫message一覧

舞姫message(53) <81歳のおばあちゃんの…><舞姫が参加する6月の…>

<81歳のおばあちゃんのお話し>
 5月25日~27日某商店で試飲販売会を行い25日は、塚本が伺いました。
その時のお客様「81歳のおばあちゃん」の少し嬉しいお話しです。
12時 試飲の準備をしていたら、買い物かごの中に有名ブランドの日本酒を3本入れたお客様が来られましたので、声をかけました。
「これから試飲会をしますが、舞姫の一番いいお酒、鑑評会入賞酒の味をみられませんか」
『今、飴を舐めているので、味がわからないね』
「飴が無くなったら、またどうぞ来てください」で、数分後、来てくださいました。
まず、お水を一杯すすめ、「桜楓・山田39」の味をみてもらったら、『これは、うまい』と一言。そして「このお酒もみてください。価格はお安いですが、これはお勧めですよ」と「美山錦はぜかけ米仕込み」を試飲カップに。『うまいわ。これを頂きます』とのことで「お酒が詳しいですね。失礼ですが御年はお幾つですか?」『81歳、アル中なんです』「そんなにいっぱい飲むんですか」『一人なので、日本酒を呑むのが楽しみで、毎日1合くらいかな』「1合ならアル中じゃないですよ。私も365日毎日1合以上飲んでます。休肝日はありませんが、肝臓は問題ありません。きっと毎日、お酒を少し飲んでいるから健康なんですよ」とお話ししました。そしてもう一杯「桜楓」を呑まれ、『これも買いますね』、有名ブランド3本の他舞姫2本、合計5本になります。
「持てますか?」『大丈夫。リックを持ってきたから』とのことで、一緒にレジに行き、精算も付き合いました。4本はリックに、「桜楓」は手提げ袋に、そしてお店の「ポイントカード会員」になって頂き、『今度は飴をなめないで、明日また買いにきますね』と嬉しいことを言って頂きました。リックを担ぐお手伝いをし「日本酒は健康の源ですよ」と握手をしてお送りしました。このお客様が、本日の最初のお客様。
その後「諏訪生まれの方」「飲み歩きに来たことのある方」「80歳のおばあちゃん」等、
多くのお客様に舞姫を試飲して頂き、最高の時間を楽しみました。
勝手に考えている「日本酒は健康の源」の量は
 20代~30代:2.5合まで   40代~50代:2合まで   60代:1.5合
 70代~:1合       と考えていますが、どんなものでしょう。
<舞姫が参加する6月のイベント>
6月9日(土)髙尾の天狗 田植えイベント 
6月10日(日)清水屋大きき酒会(佐久) 杜氏磯崎が参加します。
6月15日(金)~18日(月)くらもと古本市Vol.9
6月15日(金)16日(土)髙尾山 髙尾ビアマウントでオープンフェアー
           (15日塚本、16日斎藤が参加します)
6月16日 第一ツアーズ様 舞姫で日本酒セミナーと試飲会

<文責 塚本>

舞姫message(52) <米麹で作った甘酒と酒粕で作った…><5月イベント…>

<米麹で作った甘酒と酒粕で作った甘酒の違いは??>

 甘酒の市場は、2013年50億円超でしたが、2017年は200億超と4倍になりました。
「飲む点滴」とも言われ、まだまだ市場拡大が予想されています。
4月TBS系列で放映された「米麹で作った甘酒と酒粕で作った甘酒の違い」は、新しい発見がありました。酒粕で作る甘酒は、砂糖を使うので、カロリーが高く太りやすいと思っていましたが、さてどうなのでしょう。
「疲労回復効果」「ダイエット効果」「睡眠導入効果」「肌荒れ対策」でどちらが優れているのか、という4項目でのクイズ形式で」紹介されました。
① 「疲労回復効果では、米麹が勝る」
 甘味の成分は、米麹はブドウ糖、酒粕は砂糖ですが、
 ブドウ糖は脳に対して即効性があるとのこと。飲む点滴と言われる所以です。
② 「ダイエット効果では、酒粕が勝る」
 甘さによるカロリーは、ブドウ糖の方が砂糖より高い。
 また清酒酵母に含まれるレジスタントプロテインというたんぱく質の一種が油を排出する効果が
 あるとのこと。
③ 「睡眠導入効果では、酒粕が勝る」
 清酒酵母に含まれるアデノシンが眠気を誘い、いい睡眠効果があるとのこと。
 (寝る前に200CCの甘酒をのむといいそうです)
④ 「肌荒れ対策では、米麹が勝る」
 米麹の中にあるエルゴチオネインに抗酸化作用があり、肌の老化抑制、
 紫外線に強い肌を作るとのこと。
また、番組では甘酒カクテルも紹介しておりました。
 *老化防止にトマトジュース100CC、甘酒100CC
 *血糖値低下に、きなこ小さじ一杯、甘酒100CC
 *骨を強化に、豆乳100CC 甘酒100CC
補足:
インターネットで調べた酒粕から作る甘酒の期待される効果は、「便秘改善」「コレステロール値改善」「腸内環境改善」「肝臓機能改善」「血圧改善」等々が紹介されています。

舞姫では、氷点下の冷蔵庫で酒粕を保存し通年販売をしております。特に山田錦39%精米の酒粕で作る甘酒は絶品です。一度お試しください。

舞姫が参加する5月のイベント

5月9日(水) 長野の酒メッセ(高輪プリンスホテル)
5月11日(金) 長野県麻績村にて舞姫契約栽培田 美山錦の田植え 舞姫からも参加
5月11日(金) 信州の美食と舞姫を楽しむ夕べ(19:00~上諏訪温泉 油屋旅館様)
5月17日(木)18日(金) 諏訪南中学校の社外授業で女子1名来蔵
5月19日(土)20日(日)東急百貨店 青葉台店にて試飲販売会
       19日は鴨下(アシスタントレディ)20日磯崎(杜氏)が説明に参ります。
5月25日(金)~27日(日)北野エース調布パルコ店にて試飲販売会
       25日は塚本・斎藤(営業部長) 26日27日は鴨下が説明に参ります。

<文責 塚本>

舞姫message(51) (伊集院静氏からのmessage)

 4月、多くの新社会人が誕生しました。舞姫では残念ながら新入社員を迎えることはできませんでしたが、新年度(舞姫は、7月1日が新年度ですが)になると、気持ちが新鮮になり、「今期こそはがんばろう」と思ったものです。

今年も、4月2日、日本経済新聞に伊集院静氏からのメッセージが掲載されました。
<高く、広く、大きな夢を持て>を紹介させて頂きます。
     ・・・・・・・・・・・
【新社会人おめでとう。今日、君はどんな職場に立っているのだろうか。
どんな仕事であれ、そこが君の出発点だ。
君は今、自分の将来の姿を想像できるかい?それはできやしない。誰だって
皆そうだったんだ。君がどんな学歴であれ、いかなる国の人であれ、今日の出発点では、
皆が平等に立っていることを覚えておいてほしい。
君たちは皆、素晴らしい何かを獲得できる可能性を持っている。
それがこの国の、この社会の、自由で、ゆたかな可能性なんだ。
ひとつアドバイスをしておこう。
今、何かを獲得し、現役で汗を流している先輩たちは、百人が百通りのやり方で道を見つけ歩いているんだ。
ただその人たちには、ひとつの共通点があるんだ。
それは日々見上げている山が、乗り出している海原が、他の人より高く、広く、誰より大きい夢を抱いているということだ。
若いくせに大きなことを口にして・・・ そんな連中は放っておけばいい。
笑われてもいい。失敗してもいい。失敗の中にこそ、かがやくものはある。

最後に、君の夢はどんな色ですか。君の夢は皆を幸福にできますか。
自分だけがイイなんて夢は卑しいんだ。
明治の時代、若き一人の男が言った。「やってみなはれ」そう、まずやってみよう。
その瞬間、夢は夢でなく君の道になるだろう。
山は雲が、海は波が、つらい試練を与える。
でも疲れたなら、一杯やりたまえ。まぶしい明日に乾杯】

伊集院静

疲れた時に、苦しい時に、癒してくれる。
そんな時の一杯は、「舞姫」・「翠露」・「髙尾の天狗」でありたいと思います。

<文責 塚本>

舞姫message(50) <舞姫messageが…><上諏訪温泉・油屋旅館様にて…>

<舞姫messageが一つの区切りとなるNO.50になりました>
 平成26年、新舞姫が誕生し、ホームページを開設するにあたり、「毎月何か発信しよう」と考え、舞姫messageのサブページを作成しました。
何人の方に読んで頂けているのか不安ですが、最低でも月に一回、月初にアップしようと決めスタート、酒類業界に50年近く勤務した経験や、日本酒業界のこと、舞姫のことをお知らせし、少しでも舞姫を身近に感じて貰おうと書き続けて、ようやくNO.50に至りました。
毎回、何をお伝えするか、悩むことしきりですが、今暫く続けたいと思いますのでお付き合いの程宜しくお願い申し上げます。

 なぜ國酒と云われる日本酒が、3分の1の消費量にまで減少してしまったのでしょうか。
健康志向、高齢化が大きな要因ではありますが、価格第一で、いかに安い酒を作るか(これはこれで悪いことではないと思います)が結局、個性の無い、どの酒を飲んでも同じような味わいになってしまい、飽きられてしまったのではないでしょうか。
ここ数年来「米の旨味を生かす」酒造り、所謂、純米酒、純米吟醸酒という味を楽しむ「酒質」が好まれ伸長しています。舞姫でも、酒造好適米(美山錦・雄町・山田錦)に拘りその米の旨さを追求してきましたし、これからもお客様の「旨い」の一言を張り合いに、正直な酒造りに取り組んで参りたいと思います。

<上諏訪温泉・油屋旅館様にて舞姫と信州美食を楽しむ会開催>
 油屋旅館様と諏訪五蔵との共同企画で昨年に続いての開催です。当日は杜氏の磯崎他蔵人が参加し、お酒の説明をさせて頂きますので、是非ご参加をお待ちしております。
日時: 5月11日(金)   19:00~21:00
場所: 上諏訪温泉 油屋旅館 (0266-52-2222)
会費: 7,000円(税込) (30名限定)
*舞姫の純米大吟醸の他5種類のお酒と油屋旅館様の会席料理を楽しんで頂きます。
*宿泊の場合は、追加料金4,860円~7,560円となりますので、油屋旅館様にお問い合わせ下さい。

<舞姫が参加する4月のイベント>
4月18日(水)日本の酒メッセ お茶の水 山の上ホテル 13:30~16:30
      (酒類関係者・飲食店様のみ)
4月21日(土)京王高尾山口 マルシェ  京王線 高尾山口前 9:30~17:00
      (「はちぷろ」として、髙尾の天狗・純米吟醸酒、髙尾の天狗・わさび漬けを販売)

<文責 塚本>

舞姫message(49) <はちぷろ 髙尾の天狗 新酒を楽しむ会開催>

<はちぷろ 髙尾の天狗 新酒を楽しむ会開催>

 3月10日(土)エルシ―八王子にて、*「はちぷろ」主催「純米吟醸 髙尾の天狗の新酒を楽しむ会」が開催されました。
15時開会ということでご案内しておりましたが、早い方は14時前から来られ、控えの椅子が足りなくなる盛況ぶり、また120名の予定でおりましたが、160名を超えると云う大人数になり、会場は人が歩くのも大変な有様、参加した皆様にはご不便ご迷惑をお掛けしました事をお詫び申し上げます。
 14時30分 開場 ウエルカムドリンクはビール、ウイスキー、ウーロン茶等、日本酒以外で開会をお待ち頂きました。

 15時開会と同時に、なんとプロバスケットチーム八王子トレインズの専属チアリーダー「レイリーズ」による華やかなオープニングです。 
 続いて約10分間「はちぷろ」の活動を映像にて紹介(多くの方が驚きの表情でご覧になっておりました)
そして「はちぷろ」運営委員代表の西仲鎌司(舞姫・蔵元)が挨拶、その中で、「はちぷろの、NPO法人の設立に向けて、その先には八王子に新たに酒蔵を作りたい。多くの皆様のご支援を!!」と熱き想いが語られました。

 来賓には、萩生田衆院議員、石森市長、大野観光コンベンション協会会長、樫崎商工会副会頭、黒須前八王子市長、高尾山薬王院、等々そうそうたる方達です。また東京小売酒販組合から北出様、八王子の酒販店様も多数参加頂きました。他、アルプス様、いなげや様、ヤオコー様、道の駅様等の販売店様、商社・卸売様、髙尾の天狗を扱って頂いている飲食店の皆様、多くの天狗ファンの方にも参加頂き本当に有難うございました。

乾杯の発声を引きうけて頂いたスーパーアルプス最高顧問内野様から、「最初の髙尾の天狗はあまり好きでなかったが、先日、この酒はうまい、と思い銘柄を聞いたら、それが、髙尾の天狗。非常に良くなったが、まだ70%を越えたところ、酒蔵を是非八王子に作ってください。」との叱咤激励は、大変うれしい励ましです。
 舞姫から参加した杜氏の磯崎から、髙尾の天狗についての説明が行われましたが、会場は大変な盛り上がりで、【天狗のしぼりたて】は最高だという声を頂きました。

 盛り上がる中で、髙尾の天狗の酒粕、米粉による実践女子大学との産学連携の活動が紹介されました。第一段として、天狗の純吟粕使用の【わさび漬け】の新包装パッケージについて田村食品の田村専務が説明、皆様旨い旨いと大好評です。
舞姫のショップにても販売を開始する予定です。

八王子の誇る芸者の皆さんも応援に駆けつけて頂き、艶やかな踊りを披露されました。TVにも出演されている「めぐみ」さんは、記念撮影でひっぱりだこです。

 最後の挨拶は、髙尾の天狗誕生の時からアドバイスして頂いている㈱クレアの町田会長様から、「高尾の天狗で八王子を盛り上げ、八王子から日本酒を発信しましょう!!」と頼もしいお言葉を頂きました。
17時20分終了の予定でしたが、あっという間の2時間半、気が付いたら18時に最後のお客様をお送り致しました。

*「はちぷろ」とは、
2014年、「お酒作り(髙尾の天狗)を通じて八王子を盛り上げていこうと!」と始めたまちおこし企画で、農家・酒蔵・酒販店が中心となり、市民参加型でお米づくりからお酒が出来るまでの一連の工程を体験し、市内の飲食店、小売店、そして市民の交流の場も目的の一つとした「まちおこしプロジェクト」です。

舞姫message(48) <ギャラリー舞姫が賑わっています… 春の呑みあるき…>

<「御神渡り」効果?ギャラリー舞姫が賑わっています>
 新着情報でも紹介致しましたが、諏訪湖に5年ぶりの「御神渡り」が出現しました。
普通数日で溶けてしまうそうですが、諏訪地方は連日の氷点下となり「御神渡り」は10日以上も頑張ってくれました。
そのおかげでギャラリー舞姫(ショップ)は年末のような賑わいとなり、多くの方に見えて頂きました。この時期の人気商品は「しぼりたて」ですが、NO1は「翠露純米大吟醸雄町無濾過生原酒」NO2は「扇ラベル 純米吟醸 美山錦はぜかけ仕込み55」です。
それ以上の人気は、甘酸っぱい女性のためのお酒「プリンセスタイムスイート&サワー」。味をみられた皆様「これが日本酒?」と驚きの声があがっていました。
昨年から麹造りは「箱麹」を採用、今年は2年目ですので、より強い麹ができていると思われます。その結果が「薫り高く」「旨みがあり」「喉越がいい」との評価を頂いているのではないでしょうか。舞姫は、普通酒から大吟醸まで、全量「箱麹」と「麹蓋」で麹造りを行っています。蔵人にとっては、大変難儀な作業ですが、舞姫はこれからも全量「箱麹」「麹蓋」で真摯な酒造りを行って参ります。
<春の呑みあるき、今年は3月23日(金)24日(土)です>
 毎回1日のみの開催でしたが、大変な混雑で交通事故の心配もあり、今回は二日間開催となりました。前売り券は、発売から数日で24日(土)のチケットは完売となり、多くの方から「ホテルはとれたのに、チケットが取れない。何とかならないか」と連絡を頂いております。当日券は、11時から発売ですので1時間くらい前から並んで頂くことをお願いしておりますが、本当に申し訳ございません。
 23日(金)はまだ1000枚程残数があるようですので、都合のつく方は23日のほうが、のんびり、ゆっくり、安全に呑み歩けますのでお勧めです。舞姫では、今回も「山田錦磨き39」の有料試飲を行います。また「翠露雄町純大しぼりたて」と数種の純米吟醸を用意するほか、タイムサービスで14時と16時に30分間、2月14日発売の「プリンセスタイムスイート&サワー」3月3日発売の「プリンセスタイムブルーボトル」を披露致します。
 なお、毎回出店して頂いた「馬もつ煮」の「ながた屋」さんが、今年は諸事情により出店できなくなりました。残念ですが、ご容赦を。
【舞姫が参加する3月のイベント】
・3月1日~7日 京王百貨店新宿店様にて試飲販売会
・3月10日(土)髙尾の天狗 新酒を楽しむ会     於:エルシー八王子
・3月17日(土)18日(日)東急百貨店青葉台店様にて試飲販売会
・3月23日(金)24日(土)上諏訪街道 春の呑みあるき2018
・3月24日(土)25日(日)東急百貨店本店様にて試飲販売会

以上 <文責:塚本>

舞姫message(47) <城南小学校3年生が舞姫で舞姫で… 酒粕人気、上昇中…>

<諏訪市城南小学校3年生の校外学習が、舞姫で行われました>
 1月25日城南小学校の校外学習の一環として、初めての蔵見学が舞姫蔵で行われました。
担当の先生から連絡をもらった時に、3クラス90名とのことで、「小学生にどのような話をすればいいのか」「仕込みの最中のため、蒸米や麹室の見学ができない」ので、お断りしようかとも思いましたが、「上諏訪に5蔵があることを、子供達にも知ってもらおう」「酒蔵をもっと身近に感じてもらおう」と考え、引き受けさせて頂きました。
 当日は、信濃毎日新聞社、長野日報社の取材もあり、責任重大でしたが、子供達からは、「楽しかった。色々解って良かった」という感想をもらえ、先生方にも喜んでもらえたようです。「お酒ってなんだろう」「なぜ上諏訪に5蔵もあるんだろう」「お酒はどんなふうに造るんだろう」等々解りやすくお話したつもりですが、理解してもらえたかどうか若干心配です。体験学習として行った「酒粕の袋詰め」は大好評で、喝采が上がっていました。
勉強の初めと終わりには、生徒たちが大きな声で「宜しくお願いします」と挨拶してもらい、これには感激です。私にとっても、楽しい、そして貴重な経験になりました。
蔵人たちも、子供たちの初めての来訪に、嬉しそうな笑顔が印象的でした。

<酒粕の人気が急上昇しています>
 最近、TVや雑誌で、酒粕が取り上げられることが多くなりました。
ネットには、「酒粕をカスというのは失礼だ」という面白い書き込みもありました。
酒粕は、発酵の過程で働く酵母菌が旨味成分であるアミノ酸を爆発的に増やし、その数は米の583倍にもなり、ヒトが体内で生成できず、食物でしか摂取できない必須アミノ酸の9種類がすべて含まれています。たんぱく質・ビタミンB1・B2・B5・B6・葉酸・植物繊維等の栄養素が含まれ、これらから、糖尿病、肥満、癌、アレルギー、高血圧、脳梗塞、動脈硬化、骨粗しょう症、美肌効果等々の予防改善効能が期待されるとのこと。
 ギャラリー舞姫(ショップ)では、「酒造米名:山田錦、雄町、美山錦」と「酒質:純米大吟醸・純米吟醸」を表示して販売しておりますが、2月中旬から、最高級酒「山田錦39%」の新粕を販売致します。米の違い、精米歩合の違いを味わっていただければと思います。
「山田錦39%」の酒粕でつくる甘酒は「最高に旨い」是非お試しください。

2月:舞姫が参加するイベント
 ・2日(金)~4日(日) 東急百貨店吉祥寺店様にて試飲販売会
 ・14日(水)~16日(金)幕張メッセにてスーパーマーケットトレードショーに出展
 (14日:斎藤、小林15日:宮坂、鴨下 16日:塚本、磯崎が説明致します)

<文責:塚本>

舞姫message(46) <あけましておめでとうございます>

<本年は戌年、どんな年になるのでしょうか?>
 新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年・酉年は、変化に対応し「産みの苦しみ」を乗り越え「実り」「安定」の年にしたい。そして羽ばたく為の「準備の年、希望と年」にしたいと述べさせていただきました。
改めて、一年を振り返りますと、今季は、・「全国新酒鑑評会」にて、「純米大吟醸山田錦・磨き39」が入賞以降 ・「SAKECONNPETITION2017」にて、純米大吟醸「桜楓」がシルバー賞受賞 ・「第1回蔵マスター(フランス人が選ぶコンテスト)」にて、「扇ラベル純米吟醸55はぜかけ米仕込み」がプラチナ賞受賞 ・「長野県清酒品評会」にて、「純米大吟醸桜楓(おうふう)」が県知事賞受賞 ・「関信越清酒鑑評会」にて、「純米大吟醸・山田錦磨き39」が優等賞を受賞など、運にも恵まれた年でもありましたが、蔵人のひたむきな努力に感謝・感謝です。

 本年・戌年はある書物によりますと、戊(つちのえ)の戌(いぬ)年で、前向きに地道な努力を重ねることが出来るのかどうかで、「成長するのか」「衰退するのか」この2018年の戌年は、運気が大きく変わる年とありました。                          舞姫が、「更に成長する」、「より良い一年にするため」には、2018年は、「過去の実績、成功」にも囚われず、前向きに、新しい目標に向かって、ひたすら努力すること」が肝要ということでしょう。

 過去の戌年を振り返ると、昭和21年 「日本国憲法公布」「NHK素人のど自慢音楽会開始」、昭和33年 「東京タワー竣工」「関門トンネル開通」、昭和45年 「日本万国博開催」「日本航空よど号ハイジャック事件発生」「国産初の人工衛星打ち上げ成功」、昭和57年 「東北・上越新幹線開業」「ホテルニュージャパン火災」「日本航空350便墜落事故」、平成6年 「オウム真理教松本サリン事件」「日本人初の女性宇宙飛行士向井千秋さん宇宙へ」「関西空港開港」、平成18年 「神戸空港開港」「表参道ヒルズオープン」「ライブドア事件発生」 等、新しいことが起きていますが、結構、波乱もある事が戌年の特徴のようです。
 戌年の人は「正義感が強い」、「防御本能が強く、思いやりがあり親切」、「協調性があり忠誠心が強い」、「真面目で働き者」、「面倒見が良い」とのこと。著名人では「宮本亜門」「ウド鈴木」「櫻井翔」「小栗旬」がいます。正に今の時代に活躍が期待される人達です。
 本年も、「更なる努力」「真摯な酒造り」を行い「お客様満足の酒造り」に取り組もうと蔵人一同、決意を新たにしております。
 本年も変わらぬご支援を頂きご愛飲賜ります様、お願い申し上げますとともに、皆々様のご健勝とご多幸を祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

<舞姫が参加する1月のイベント>
*1月17日(水) 全量八王子産米 「髙尾の天狗」仕込み、体験ツアー IN 舞姫
主催:八王子街おこしプロジェクト(はちぷろ)(定員50名予定:要予約)

【文責・塚本】

舞姫message(45) <酒造りが佳境に・・・翠露純米66新発売・LADY・・>

<酒造りが佳境に・・・翠露純米66新発売・LADY第二章が始まります>
 諏訪に、いよいよ氷点下の朝が訪れました。雪は、多くは降りませんが、750mの標高にありますので、気温も平地に比べかなり低く、とにかく寒い。
朝には、車のガラスが凍結しており、スタートするのに一苦労です。
人には厳しい季節ですが、酒造りには最も適した季節が訪れました。
昨年から、全量「箱麹」仕込みを行っていますので、蔵人達の「麹造り」も何倍もの苦労が続いています。
 今年の仕込みで最大のチャレンジは、66%精米の「翠露・寒仕込み純米」の新発売、米の旨みをいかに残して、優しい喉越しの酒にするかに挑戦します。
そして女性蔵人・小林晶子がプロデユースした女性の為の「純米吟醸LADY」の第二章の新発売、今迄とは違う味わいで市場へ提案致します。
「純米66」は、本年12月20日発売、「純米吟醸LADY第二章」は、来年1月に発売予定ですので、ご期待下さい。
<ジョン・ゴントナー氏・諏訪の8蔵視察>
 日本酒ジャーナリストで「おいしい信州ふーど(風土)大使」のジョン・ゴントナー氏(アメリカ・オハイオ州生まれ)が、諏訪の8蔵を10月14日15日の二日間をかけて視察し、いろいろとアドバイスを頂きました。ギャラリー舞姫では、20種以上のお酒を試飲され、本醸造「芳醇静」のコスパの良さに感嘆され、「LADY」「純米吟醸55はぜ掛け米仕込み」「美山錦二夏越」に注目、「純米大吟醸 桜楓」は別格ですね、とのコメント、「日本人以上に日本酒に詳しい」と伺ってましたが、素晴らしい方が「おいしい信州ふーど大使」になって頂きました。これからの長野の酒を楽しみにして下さい。
<しぼりたて新酒の蔵元出荷予定>
① 信州舞姫 純米吟醸 美山錦 しぼりたて原酒   1.8L 720ML   12月15日
② 扇ラベル 純米吟醸美山錦はぜかけ米仕込み55しぼりたて原酒 720ML 12月20日
③ 翠露   純米吟醸 美山錦 しぼりたて生原酒  1.8L 720ML   12月15日
④ 翠露   純米吟醸 美山錦 活性にごり生原酒  1.8L 720ML   12月20日
⑤ 翠露 純米大吟醸 雄町磨き49 しぼりたて生原酒 1.8L 720ML   12月20日
⑥ 髙尾の天狗 純米吟醸 しぼりたて (八王子限定)1.8L 720ML   12月21日
 本年も「信州舞姫・翠露」をご愛飲頂き有難うございました。
また舞姫ホームページを閲覧頂き感謝申し上げます。
来年も「舞姫message」「新着情報」「女性蔵人まいこのブログ(蔵人日誌)」「Facebook」を通して多くの情報発信をして参りますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
 来る2018年が、皆様にとりまして、最良の年でありますことを祈念申し上げ、本年最後の舞姫messageとさせて頂きます。

<文責:塚本>

舞姫message(44) <第88回関東信越局酒類鑑評会にて優秀賞・・>

<第88回・関東信越局酒類鑑評会にて優秀賞受賞>
 カレンダーも、残すところ1枚になりました。
今年も、あと2か月、齢をとればとるほど、月日の経つのは早いと感じます。
そんな感傷に浸っているとき「嬉しい連絡」が届きました。
新舞姫誕生後3年間いろいろな清酒コンテストに挑戦しており、今年は、全国新酒鑑評会で入賞(3年連続、昨年は金賞)、サケコンペティションでシルバー賞、全国燗酒コンテストで金賞、9月には、長野県清酒品評会で県知事賞と、メジャーと云われるコンテストで受賞することができましたが、なかなか取れない賞が、関信越局酒類鑑評会でした。
その関信越局酒類鑑評会において、初めて優秀賞を頂くことができました。
これは偏にご愛飲頂いている皆様の励ましのお蔭と、心より感謝申し上げます。
 関信越局清酒鑑評会は、茨城、栃木、新潟、群馬、埼玉、長野という銘醸地でのコンテストで、「全国新酒鑑評会」で金賞をとるより難しいと言われています。
今年は、6県から208場が出品「吟醸部門」は、175場が出品、53場が受賞、「純米吟醸部門」は、190場が出品、57場が受賞、「純米部門」は、76場が出品、23場が受賞しました。長野県の「純米吟醸部門」では、56場が出品、14場が受賞、諏訪からは、舞姫の他、真澄、本金さんが受賞しました。
これを糧に更なる極みに挑戦して参りますので何卒ご指導ご鞭撻を宜しくお願い致します。

<炭火やきとり伝兵衛様(横浜)にて舞姫サービスデー開催>
 「炭火やきとり・伝兵衛」といえば知る人ぞ知る、「焼き鳥と地酒の名門」です。毎日お勧めの日本酒がメニューで紹介され、来店客の半数以上の人が日本酒目当てとのこと。
その日本酒を選んでいるのが坂尾副店長、今まで訪問した蔵は数十社、兎に角、酒に詳しい❢日本酒のオーソリティです。その坂尾副店長から、月に一回の日本酒サービスデーに「信州舞姫純米吟醸美山錦二夏越え」を選んで頂き、10月25日お手伝いに伺いました。
18時から21時過ぎまで、120名のお客様と色々とお話しをし、「二夏超え」をサービス、その後に注文を頂くわけですが、「旨くて呑みやすいね」と評価を頂き、今まででもトップクラスのご注文があったとのことです。
久しぶりに日本酒好きの皆さんとお話ができ、有意義なひと時でした。
今度は、「諏訪5蔵呑みあるき」でお会いしましょう。

<文責:塚本>

舞姫が参加する11月のイベント
   *11月23日 川崎 日本民家園にて「古民家と日本酒の夕べ」
  17時30分~19時30分 会費2,500円 定員100名(現在キャンセル待ちの状態です)