舞姫message(91) <最終>
新年明けましておめでとうございます。
令和2年は、「新型コロナウイルス感染」で今までの常識が変わってしまい、家飲み、GoToトラベル、リモート会議、テレワークという言葉が生まれました。
12月になり、菅総理の「静かな年末年始にしてください」は、正に異常事態、令和3年は不安と緊張のスタートです。
今年の丑年はどのような年になるのでしょうか。
丑年は、十二支の動物の中で最も動きが緩慢で歩みの遅い年は、「先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年」と言われています。
また、十二支の2番目の干支であることから、子年に蒔いた種が芽を出して成長する時期とされ、また結果を求める時期ではなく、結果につながる道をコツコツと作って基礎を積み上げていく時期とされます。
今年は、ウイズコロナの中「慎重に、基本を徹底し、黙々と目の前の自分の仕事をこなすことが、将来の成功につながる」と考えると良いようです。
「則天去私」(そくてんきょし)という4文字熟語を目にしました。
私にとらわれず、身を天地自然にゆだねて生きて行くこと。「則天」は天地自然の法則や普遍的な妥当性に従うこと。 「去私」は私心を捨て去ること。
夏目漱石が、晩年に理想とした境地を表した言葉とされていますが、この反対語が
「自己本位」、コロナ禍が、続く中で、「則天去私」が求められていると感じます。
舞姫messageも91号になりましたが、ホームページの変更の最中で、舞姫messageを廃止し、新着情報として営業、製造、ギャラリーと各担当からの発信と致します。また、SNSによる発信の強化、ネットショッピングの改善(4月から変更予定)を行いますのでご期待ください。
上諏訪は、毎日、氷点下の朝を迎えています。舞姫蔵は、新しい蔵人も加わり、米を蒸す香り、発酵から生まれる吟醸香、搾りの新酒香に包まれています。
コロナ収束を願いながらの一年が始まりました。
今年もご支援、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
舞姫が参加する1月のイベント
*20日~26日 伊勢丹立川店にて高尾の天狗・舞姫・翠露販売会
20日~23日25日26日は鴨下、24日は齊藤・鶴田が伺います(試飲は行わない予定)
<文責 塚本>