■蔵人日誌12月1日号
今回は舞姫・諏訪蔵(長野)より、総務課の吉川が担当します。今回は、私が担当している「ラベル貼り」の作業について紹介させていただきます。
ラベル貼りは、瓶詰め後、商品として完成する最後の工程です。ラベルと一言にいっても実は沢山の種類があります。今回は主に使用している「胴ラベル」、「裏ラベル」、「肩ラベル」の3つのラベルについて説明します。
「胴ラベル」:日本酒の瓶の正面に貼るラベルを差します。商品の顔となる一番目立つ部分です。
「裏ラベル」:日本酒の成分表示のためのラベル。胴ラベルをデザイン性重視で作成したい場合、成分を表示するラベルを別途作成して日本酒の瓶の裏側に貼るのが一般的です。
「肩ラベル」:お酒の瓶上部に貼るシールのことです。日本酒の瓶の上部の形状を人間に例えて、この徐々に太くなる箇所を「肩」と呼んでいます。
舞姫では、「ラベラー」と呼ばれる機械で貼る作業と、「手貼り」という手で貼る作業の2つを組み合わせて作業をしています。約1年前に新しいラベラーが導入され、ラベル貼りに要する時間が大幅に短縮されました。
まずは、胴ラベルと裏ラベルをラベラーで貼っていきます。胴ラベルと裏ラベルを一緒に貼ることができるため、瓶詰め(お酒を瓶に入れる)作業後からラベルを貼って商品化するまでが非常に効率よく進めることができます。
そして最後に肩ラベルを手で貼ります。曲がったり皺が寄らないように気を付けながらきれいに貼ったら完成です。主にベテランの担当者達に貼ってもらっています。
いよいよ12月となり、出荷とラベル貼り担当の私にとって、最も忙しい月です。新しいラベラーが導入されて、ラベル貼りも軌道に乗りましたが、12月は何度経験しても慣れず、今は心配でなりません。皆で協力できる体制を作り、何とか乗り越えたいと思います!!
◆12月のトピックス◆
12月28日(水)~31日(土)
ふるまいやアトレ川崎店試飲販売会(予定)
♦12月の新酒発売予定日♦
販売中 扇ラベル 純米吟醸 しぼりたて
12月7日 翠露 純米吟醸 美山錦 しぼりたて無濾過生原酒
12月7日 信州舞姫 純米吟醸 美山錦 しぼりたて無濾過原酒
12月14日 翠露 純米吟醸 あらごし活性にごり生原酒
12月15日 翠露 純米吟醸 山恵錦 しぼりたて無濾過生原酒
12月20日 髙尾の天狗 純米吟醸 しぼりたて原酒
12月下旬以降 翠露 純米大吟醸 雄町 しぼりたて無濾過生原酒
<総務課・吉川>