日本酒の価値を知って頂くために。
長野県諏訪市の甲州街道沿い、わずか500mの間に5軒の酒蔵が立ち並ぶ一帯があります。
同じ霧ケ峰の伏流水を仕込み水に使いながら、それぞれに特徴のある個性豊かな酒を
醸し続けてきたその5つの蔵は、「諏訪五蔵」と呼ばれるようになりました。
その諏訪五蔵の一角を担う「舞姫」が、諏訪の地で酒造りを開始したのは1894年。
以来、「顔の見える酒づくり」をモットーとし、伝統と革新の酒造りを行っています。
こだわり抜いて醸されてきた舞姫の日本酒を、ぜひお試しください。
米へのこだわり
酒造りは農業の延長線上にあります。
舞姫では、契約栽培米の推進により安全かつ高品質な酒造米による酒造りを行うため、「顔の見える米つくり」に挑戦しています。
現在地元長野県では、信州長野で最も多く使われている酒造好適米「美山錦」を東京では八王子市高月地区を中心に「ひとごこち」の米作りにチャレンジしています。契約農家の皆さんと舞姫社員一同が直接田植え、草取り、稲刈りに取り組んでいます。
貯蔵へのこだわり
舞姫では、従来蔵元に足を運ばなければ味わうことのできなかった鮮度の高い日本酒を提供するため、年間を通して、氷点下での瓶貯蔵を行い常にできたてのフレッシュな味わいのお酒を届けることを心掛けています。寒仕込み蔵ではありますが、常にしぼりたて、爽快な日本酒の魅力を最大限に味わっていただくことで、日本酒の価値向上を目指しております。
造り手のこだわり
諏訪地方が氷点下の朝を迎える10月下旬から、甑起こし・酒造りが始まり、春の便りが聞こえる2月末に甑倒し・造りが終わります。
舞姫では、守るべき伝統を継承し、時代に合わせて進化していく酒造りをモットーにしております。社員杜氏、女性蔵人を中心に手間を惜しまず昔ながらの技法で、麹造りは箱麹、麹蓋、醪は長期低温発酵で醸します。